Global Mobility Serviceの評判と口コミ、転職です。中島徳至(創業者)は技術屋。レンタルで車を借りていたタクシー運転手にローンを組む。滞納するとエンジンが停止するビジネスモデル。取りっぱぐれは1%未満だそうです。


三輪タクシー運転手向けのローン

フィリピンでは、「三輪車」をタクシーにしてビジネスをしている人たちが大勢います。

四輪車や二輪車ではありません。三輪車です。

「トライシクル」と呼ばれています。

ものすごい多くの三輪タクシーがあります。街の人たちは皆あの仕事をしているのではないかというくらい。

信用力が低くてローンが組めない

しかし、フィリピンでは、皆が車を持てるわけではありません。

信用力が低く人が多くて、自動車ローンが組めないからです。

大半の人たちが、購入できずに、レンタルをしています。

タクシー運転手はレンタルで借りていた

トライシクルも、ほとんどの人がローンを組めないからレンタルをしています。

タクシー運転手(ドライバー)さんは朝から夜中まで働きます。

働いて頑張った収入の3分の1がレンタル屋さんに持っていかれてしまいます。

だから儲からないです。すごい汗水垂らしても、儲からないです。

そもそもトライシクルの乗車の賃料は安いです。

Global Mobility Serviceの中島徳至社長

Global Mobility Serviceの中島徳至社長は、そこに目を付けました。「この人たちが困っていることはなんだろう」「これを僕の力で解決できないだろうか」と考えたようです。

Global Mobility Serviceの略称はGMSです。

日本語(カタカナ)では「グローバルモビリティサービス」といいます。

電気自動車で起業

そもそも中島社長は「電気自動車(EV)」で起業していました。ところが、数年前に大型の受注を失注してしまって、会社がうまくいかなくなってしまいました。

それをやめて、フィリピンに渡りました。フィリピンで困っている人たちに。そういう信用力のない人でもローンが組める世の中にしてあげたら、稼ぎを良くできないかと思ったそうです。

返済が滞ると、エンジンがかからなくなる

中島社長は技術屋

中島徳至社長は、技術屋さんです。だからいろいろなことができます。

この人はどうしたかというと、スマホくらいのサイズのバッテリーをつくりました。

モバイルバッテリーくらいの大きさのボックスです。

これをトライシクルの中身に取り付けます。

GMSの取りっぱぐれは1%未満

ローン返済者の支払いが滞った瞬間に、Global Mobility Service(GMS)が遠隔操作で、バッテリーをオフにします。

すると、エンジンがかからなくなります。

だから速攻で入金します。入金するとそこではじめて、入金直後3秒後にはすぐにエンジンがかかるようになります。

これだったら取りっぱぐれがなくなります。

取りっぱぐれは1%未満だそうです。

ドライバの手取り収入が2倍に!

Global Mobility Serviceは、車のローンが組めない人たちのお助けマンです。

例えば、3年間、トライシクル(バイク3輪車)のローンを組みます。

3年間でローン返済すると、その後は、タクシーの収入がすべて全部取り分になります。

そうなると、手取り収入は2倍になります。

好きなもの、子どもたちのものを買ってあげるなどができるようになります。数々の素晴らしいストーリーが生まれています。

日本でもマイカーローンを開始

岐阜の銀行と組む

これから日本にもサービスを導入して、岐阜県の銀行(大垣共立銀行)と手を組んでマイカーローンを始めることになりました。

自転車を運転で仕事をする人もそうですが、信用力が低くてローンが組めない人たちは、一般世間にもいます。

日本でももうすぐスタートするみたいです。

金融は銀行に任せ、モバイルバッテリーで稼ぐビジネスモデル

中島徳至氏はもともとエンジニアで、電気自動車をつくっていました。技術があります。

ローンや金融で稼ぐのではありません。それは銀行にまかせる。

モバイルバッテリーを使っていただくことによってお金が入ってくる。

それでお金が入ってくるビジネスモデルです。いわゆる「マッチング」です。

自分が持っているスキルによって、困っている人の問題を解決してあげるのです。